荒らし対処法

インターネットが急速に普及するようになった今日、問題視されることが荒らしです。
主に掲示板やチャットがターゲットにされますが、多くの管理人が荒らしの対処で頭を悩ましているのが現状です。
どうすれば荒らしを防ぐことができるのか、対処はどうすればいいのか、ということをここで紹介していきたいと思います。

多くの荒らしは自動で連続投稿ができるツールを使います。
それはガブリデュークなどのDUKEやドールリカといった荒らしツールと呼ばれるものです。
またStormというツールを作者の定めた使用法で使わずに、悪用して荒らし目的に使う人もいます。
タグの中にも悪質なものがあるので、そういうタグを使った荒らしもあります。
こういったものを防ぐには連続投稿禁止やタグが禁止できる掲示板やチャットを用意しなくてはなりません。
簡単にレンタルできるものはそういう機能が備わっていないので、前もって対策として荒らし対策掲示板と
呼ばれる荒らし対策機能が備わった掲示板を設置するのが一番効率的なことです。
CGIを扱うことができる人はForNewbies(http://popup2.tok2.com/home/newbie/index.shtml)や
あじのひらき(http://aji.s1.xrea.com/)にあるCGIスクリプトを利用するのがいいと思います。
荒らし対策掲示板として最も有名な所です。
CGIを扱うことができない人はインターネットのメイドさん(http://maid.to)や子犬のわるつ(http://www.ugtool.com/)の
レンタル掲示板のサービスを利用するのがいいと思います。
2003年下旬ではしたらばBBS(http://jbbs.shitaraba.com/)も荒らし対策が備わるようになったようです。
荒らし対策機能が備わった掲示板を利用することによって荒らしツールやタグを使った荒らしを防ぐことができます。
この他にも偽者と本物を見分けるために必要な騙り防止の認識ID表示、アクセスログやリファラといったアクセス解析、
プロキシ制限や特定IP制限といったアクセス制限、ログの保存機能、ホスト表示の有無、ポートチェックなど多くの機能が備わっています。

荒らしは身元が特定されないようにプロキシ(串)を通して書き込んでくることが多いですが、
プロキシ制限の機能があれば制限をしてプロキシ経由の荒らしを拒否することが可能です。
また、荒らし対処としてのIP抜き(プロキシ経由のIPアドレスから生IPアドレスの特定)をすることも一つの方法だと思います。
ただしここで重要なことはIP抜きというのは荒らし対処としての方法ということです。
IP抜きをして得意げに晒しあげる管理人がいますが、こういったことが悪質管理人に繋がることなので注意するところです。

今まではツールやタグを使った荒らし対処法について述べてきましたが、その他に手動荒らしというのがあります。
主に手動で落書きをされるようなものですが、手動荒らしは見つけ次第に削除、手動荒らしをした人物を
アクセス制限をしていけば対処できると思います。

色々と述べてきましたが、こういった荒らし対策を行なって荒らしを相手にしないことが大切なところです。
変な書き込みがあった場合は見つけ次第に削除することが必要だと思います。
荒らしは荒らしたサイトの住人に構ってほしいと思っている愉快犯なので、 構わずに荒らし対処をすれば自然と去っていくと思います。
愉快犯以外に私怨荒らしがいますが、私怨で荒らされてしまった場合は、 なんでこういうことになってしまったかを考えて、
今後は荒らされないように対処していくことが大切なことです。

荒らし幕府征夷大将軍 ゆかり



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