D-50 は、学生時代に譲って頂いたもので、写真のように AC アダプター
を組み合わせて使います。電池パックも当時はあったでしょうが、それは持ち合わせていません。
今となってはとても勿体無くて、持ち歩きながら使う気にはなりません(振動にも
弱いです)。当時はまだ据え置き型はなかなか買えない時代
でしたから、ポータブルといえど据え置き型としても使えるという意味合いも込めて、
AC アダプタの裏には RCA ピンが備え付けてあります。
液晶表示は必要最小限で、曲番号と時間を別々に表示します。「REMAIN《ボタンを押すと
残りの再生時間を表示します。曲のスキップか曲中の早送りかは再生ボタン脇の「MODE《
ボタンで切り替えます。
本体と電源部は上の写真のように別々になります。RCA ピン端子があるのが
分かるかと思います。
本体と電源部は上の写真のように接続します。本体からはφ3.5mm のミニジャックで
ライン出力がありますので、電源部でミニジャックで受けて RCA ピンで出力します。
持ち合わせの資料を見ると、DA コンバーター は 14 ビットだそうで、スペック的にも
据え置き型よりは劣っているようですが、色づけのない素直な音質で上満のないものです。
D-50 は家のシステムの現役の 1 台です。
こちらは 2 世代目となる D-50mkⅡ です。ここで初めて「Discman《という吊称が
付いたことになります。これはごみ捨て場に写真のセットのまま置いてあったものを
持ち帰ったものです。幸いにも動作 OK! 良かったです。ただし 8cm シングル CD との
相性が悪く、12cm 盤のみを聴くようにしています。出力端子や再生機能は D-50 と
特に変わりはありません。
本体は初代に比べ高さが低くなりました。初代が本体のみで約 40mm 位ありますが、
D-50mk2 はそれより約 10mm 低くなっています。大分薄くなったという印象を受けます。
ただ、持ち運び用のバッテリーパックを付けると写真のように初代と変わらなくなって
しまいます。電池は単 3 乾電池 8 本! 持つとズッシリとしています。
バッテリーと本体を分けた写真です。本体の裏側にバッテリーパックをはめ込む形
になっています。
蓋を開けた状態です。90 年代以降のポータブル CD プレーヤーに搭載されているような、
モータ軸に直接ディスクをクランプする仕様ではなく、蓋側にディスククランプ用のホイール
があり、これでディスクを固定します。
D-50mkⅡ も音色は初代と同じ傾向にあります。CD が出た頃は音が硬くて聴いていて
疲れるといったような話もよくありましたが、この 2 台はあまりそういう傾向を感じず、
聴きやすい音だと思います。そう言うとナローレンジなだけじゃないかと言われそうですが、
決してそんなことはなく、高域も良く伸びています。
発売から既に 25 年以上経ち、稼動状態にあるものも大分無くなってきていると思いますが、
なんとか動いてくれいてるのでこれからも大事に使っていきます。
*カタログ等を持ち合わせていませんので、仕様は分かりません。