播磨西国観音霊場三十三カ所
まだすべてではありませんが、順次アップしていきます。
書寫山 圓教寺に始まり、法華山 一乗寺に終わる古寺名刹の寺院ばかりが名を連ねる「播磨西国三十三カ所霊場」は、常光寺中興の大悲弘済禅師南室和尚(1591〜1671)によって始られたと言われています。
南室和尚は、西国三十三カ所霊場巡拝は、幼女老男には遠く不便なため、この三十三カ所の霊場を定め、播磨西国と名付けられ、ご詠歌を奉納されました。
第1番
書寫山 圓教寺
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標高371メートル、兵庫県姫路市の西北部に
位置する書寫山に康保3年(966年)性空上人
(しょうくうしょうにん)によって開かれました。
以来、多くの信仰を集め、善男善女の参詣や多くの
僧侶の修行の道場として栄え、西の比叡山とも
呼ばれるようになりました。
「ラストサムライ」のロケ地としても有名です。
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住 所 : 〒671-2201 兵庫県姫路市書写2968
交 通 : JR姫路駅から市バス「書写ロープウェイ」行きで25分
ロープウェイ4分,山上駅から徒歩15分
車の場合: 国道2号姫路バイパス中地ICを北に3.2km
名古山トンネルを抜けてすぐの信号を左へ、
県道姫路大河内線を4km、横関左折、
橋を渡ってすぐ右折、ロープウェイ4分
駐 車 場: ロープウェイ駐車場有(350台無料,)
拝 観 料: 300円 (宝物館拝観 200円)
拝観時間: 8:30〜17:00
納経時間: 8:30〜17:00
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 如意輪観世音菩薩
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電 話 : 0792-66-3327
参 詣 日: 平成16年8月28日
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御 詠 歌: なにごとも こころにかなう やまなれば これもほとけの えんきょうじかな
第2番
富田山 性海寺
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716年頃、徳道上人によって開かれたもので、その後1439年頃の大洪水でこわれた本堂、坊舎を守護赤松氏と英賀城主三木氏によって再建したと言われ、今の本堂は1666年頃造られたものです。
本尊は高さ1.8m十一面千手観音で、その胎内に置塩城初代城主赤松政則の持念仏が納められています。
富田山性海寺の境内には、兵庫県下でも数少ない貴重な「五葉松」があります。この五葉松は、幹回り約2.1メートル高さ15メートル樹齢推定350年余りのもので、夢前町の天然記念物に指定されています。
また性海寺は、夢前七福神の第七番で「弁財天」が祭られています。
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住 所 : 兵庫県飾磨郡夢前町宮置812
交 通 : JR姫路駅から神姫バス宮置停留所下車1km
車の場合 : 県道(姫路-大河内線)宮置停留所から1km
駐 車 場 : 有 (無料)
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 07933-5-2466
参 詣 日 : 平成17年7月10日
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御 詠 歌 : とみたさん このまつかげの すずしさは ふもとにかよう かわかぜのおと
第3番
八徳山 八葉寺
播磨六山の一つで天平8年(736年)、行基が開いたとされていますが、平安時代の儒学者で漢詩文の大家でもある慶滋保胤が比叡山で修行のうえ、正暦年中(990年頃)に寂心上人として当山に入り、当寺を中興しました。奥の院は鎌倉時代、奥の院厨子は室町時代のものであるとされ、県指定文化財とされています。
毎年1月7日に鬼追いの行司(鬼会式)が行われます。
これは不動明王、毘沙門天の化身とされる赤鬼、青鬼が「息災延命」「五穀成就」の願いをこめて祀るものです。
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住 所 : 兵庫県神埼郡香寺町相坂1066
交 通 : JR姫路から播但線香呂駅下車、西へ3.5km
車の場合 : 国道312号香寺町字犬飼より農道で
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 0792-32-0349
参 詣 日 : 平成17年7月10日
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御 詠 歌 : いさぎよき はなのはちすの はちようじ にごらぬみずの ながれつづきて
第4番
増位山 随願寺
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聖徳太子が高麗の僧・慧便に建てさせ、のちに行基が中興したという増位山山上に建つ随願寺は、現存する寺のうち、姫路市内では最古の寺として名高く、書写山圓教寺と並称される名刹です。
本尊薬師如来は、兵庫県の文化財に指定され、収蔵庫には、平安期作の重要文化財毘沙門天立像が安置されています。
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住 所 : 兵庫県姫路市白国3-12-5
交 通 : JR姫路から神姫バス白国停留所下車
車の場合 : 国道312号白国口より喫茶ヒサ〜念仏堂〜
山下駐車場〜徒歩5分
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 0792-23-7187
参 詣 日 : 平成17年7月10日
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御 詠 歌 : ただたのめ ほとけのちかい ますいさん まいるこころの たのもしきみを
第5番
巨福山 光正寺
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1443年池田三左衛門が開基
古来、慶雲寺末寺として明治初年まで維持されてきましたが、明治維新より上地、無住となり今日に至ったています。
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住 所 : 兵庫県姫路市慶雲寺前町10-1
交 通 : JR姫路から神姫バス慶雲寺前下車、徒歩で東へ3分
車の場合 : 国道312号野里さくら銀行の信号を東へ50m。
駐 車 場 : 有 無料
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 臨済宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 0792-22-3918
参 詣 日 : 平成17年7月17日
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御 詠 歌 : かねひびく せんりのひとも こうしょうじ ねがうこころや ほとけなるらん
第6番
松原山 八正寺
724年神亀年間に行基にて開基。
その後淳仁天皇の天平宝字7年(763年)に勅願により松原八幡神社の神宮寺として豊前の国宇佐八幡宮の神霊を勧請し
、社僧により奉祀させるにいたり、勅願別当寺に補せられました。
明治維新後の仏教と神道が分離されるまでは神仏習合により、神官と僧侶を兼ねた社僧が大勢奉仕していました。
赤鬼・青鬼の鬼面と絹本著色僧形八幡神像は重要文化財に指定されています。
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住 所 : 兵庫県姫路市白浜町甲398
交 通 : 山陽電鉄 白浜之宮駅下車 南側徒歩1分
車の場合 : 国道250号から白浜小学校南側
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 0792-46-0023
参 詣 日 : 平成17年7月31日
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御 詠 歌 : かげきよき なみまのつきに さとりぬる まつばらやまに すめるのりのし
第7番
朝日山 大日寺
大化年間(645〜650年)に法道仙人が建立。
天文〜元亀(1532〜1570年)にかけて3度にわたる朝日山の合戦で寺は全焼しましたが、本尊の観音像だけは戦火をまぬがれました。
境内の五知如来石仏は龍野城主赤松政秀の寄進と伝えられています。
現在は十一段しかない十三石塔は室町時代の造立。
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住 所 : 兵庫県姫路市勝原区朝日谷19
交 通 : JR網干駅下車、北へ徒歩20分
車の場合 : 姫路バイパス太子東から国道2号におり
竜野-網干線から網干駅を通り山道へ
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 千手観世音菩薩
電 話 : 0792-72-1751
参 詣 日 : 平成17年7月31日
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御 詠 歌 : ありがたや たのむほとけの めぐみには つくりしつみも あさひさんかな
第8番
稲富山 圓融寺
739年聖武天皇の勅願により、行基菩薩により創建。
徳川時代御朱印地として栄えました。
本尊十一面観音仁王門の金剛力士像は萩の大木を行基が刻んだものといわれています。
本尊前に安置されている石造の慈母観音立像は、眼から涙がにじみでることから「涙観音」と呼ばれ有名。
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住 所 : 兵庫県揖保郡御津町岩見807
交 通 : 山陽電鉄網干駅から神姫バスにて室津行きで
稲富口下車、徒歩500m北上
車の場合 : 国道2号より竜野-網干線から国道250号に入り
西へ8kmバス停稲富口より北へ500m
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 07932-2-0234
参 詣 日 : 平成17年7月31日
御 詠 歌 : ひとをみな たすけたまわん えんゆうじ いなとみやまの いしさえとうとき
第9番
寶生山 長楽寺
724年聖武天皇の勅願により、行基菩薩により創建。
コンクリート造り銅板葺きの本堂は昭和47年築。
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住 所 : 兵庫県赤穂市砂子398
交 通 : JR相生から赤穂線の坂越駅下車、徒歩10分。
車の場合 : 国道2号、相生駅から南へ、国道250号と合流
赤穂・日生方面へ、JR坂越駅裏の山側
駐 車 場 : 有 (境内駐車可)
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 07914-8-8060
参 詣 日 : 平成17年7月31日
御 詠 歌 : のりのにわ なにおううめの においこそ ながくたのしむ てらいなりけり
第10番
済露山 高蔵寺
神亀2年(725年)行基の創建と伝えられており、本尊千手観音像は行基作三日月町の小高い山中にあります。
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住 所 : 兵庫県佐用郡三日月町下本郷17
交 通 : JR姫新線の三日月駅下車、北東に徒歩20分
車の場合 : 国道179号新宮より西へ
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 千手千眼観世音菩薩
電 話 : 0790-79-2129
参 詣 日 : 平成17年7月17日
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御 詠 歌 : よもにみし きぎのこずえも たかくらの てらのゆうべの かねひびくやま
第11番
船越山 瑠璃寺
728年、聖武天皇の勅願によって行基が開いたと伝えられています。
南北朝時代に赤松則祐が、覚祐を開山とし再興したと伝えられています。
現在も多くの堂塔が残り、境内は厳かな雰囲気。
境内の梵鐘は国指定重要文化財。
20数名の山伏がホラの音を合図に問答・読経をするという大護摩と追儺式でもしられています。
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住 所 : 兵庫県佐用郡南光町船越877
交 通 : JR、山陽電鉄姫路駅から神姫バス・山崎行きで終点下車、千種行きに乗り換えで船越下車10分。またJR佐用駅・播磨徳久駅からウエスト神姫・船越行きで終点下車10分。
車の場合 : 中国自動車道山崎ICから県道53・72号を千種方面へ車で18km
駐 車 場 : 有 有料\400.
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 千手千眼観世音菩薩
電 話 : 0790-77-0450
参 詣 日 : 平成17年7月17日
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御 詠 歌 : こがれきて ふなこしやまを けさみれば これぞまことの るりじなりけり
第12番
七種山 金剛城寺
推古天皇の頃、三論宗の高麗の僧恵潅法師に依り滋岡寺として開基され慶長6年台肪明党上人により寺号を七種山金剛城寺と改称。新西国霊場三十番でもあります。
本尊の十一面観世音菩薩は恵灌の作といわれています。
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住 所 : 兵庫県神崎郡福崎町田口236
交 通 : 福崎駅下車 踏切を渡って北北西に徒歩4km
車の場合 : 中国自動車道福崎インターから県道三木山崎線を西へ
駐 車 場 : 有 20台 無料
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 0790-22-0014
参 詣 日 : 平成17年7月17日
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御 詠 歌 : なぐさやま みねよりおつる たきなみの したにたれかは つくるもんでら
第13番
雪彦山 満願寺
神亀年間(724〜28)に勝道上人が千手観音を本尊として創建
石造九重塔は国の重要文化財に指定されていて、金太郎で有名な坂田金時の墓なども安置されています。
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住 所 : 兵庫県飾磨郡夢前町新庄983
交 通 : 阪急・雲雀丘花屋敷駅からバス・満願寺下車
車の場合 : 神姫バス上新庄バス停から橋を渡って西へ
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 07933-6-1381
参 詣 日 : 平成17年7月17日
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御 詠 歌 : よもやまの ゆきをながめの ちんごじに のぼればひびく たにのみずおと
第14番
龍上山 延応寺
境内には樹齢600年以上といわれる兵庫県指定文化財の大けやきがあります。
1239年に創建された寺で、町内に現存する寺の中では、一番古い真言宗の寺です。
四条天皇が時の名をとって名前をつけられたという、由緒深い古刹。
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住 所 : 兵庫県朝来郡生野町口銀谷83-1
交 通 : JR播但線生野駅下車 徒歩400m
車の場合 : 姫路から国道312号線で和田山・豊岡方面へ北上
JR生野駅裏より西へ400m
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 千手千眼観世音菩薩
電 話 : 0796-79-2229
参 詣 日 : 平成17年7月17日
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御 詠 歌 : たつのぼる やまのみてらに きてみれば しげりにつづく まつのむらだち
第15番
金楽山 法楽寺
大化年間、現在の兵庫県神崎郡神崎町に枚夫長者という豪族がいた。彼には二匹の愛犬がいました。
そのころ都で戦が起こり、枚夫長者もその戦に従軍することになり、その留守中家来と枚夫長者の妻が不倫関係となり、やがて帰ってきた枚夫長者を狩りに誘い出し殺そうとしました。
その危ないところを助けたのが、二匹の愛犬たちでした。
大変感激した枚夫長者は愛犬の死後、私財をなげうって伽藍を建立。それが現在の金楽山法楽寺です。
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住 所 : 兵庫県神崎郡神崎町中村1048
交 通 : 神姫バス粟賀営業所より徒歩15分、
鉄道ではJR播但線寺前駅が一番近い駅
車の場合 : 播但自動車道、神崎南インターより国道312号線に出て北上
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 0790-32-0164
参 詣 日 : 平成17年7月30日
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御 詠 歌 : めぐりきて いくよのたねを むすびつつ のりのたのしみ たえぬいぬでら
第16番
泉生山 酒見寺(さがみじ)
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745年に聖武天皇の勅願寺として行基菩薩が創建。
天正年間(1573〜1592年)に兵火にかかり焼失したとされていますが、江戸時代初めに現在の形の伽藍が再建されました。
毎年9月11日より1週間全国でも珍しい引声会が昼夜行われます。
寛文2年(1662)建立の多宝塔は、国指定重要文化財。新西国第二十九番。
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住 所 : 兵庫県加西市北条町北条1319
交 通 : JR「大阪」駅西口から中国道高速バス北条下車徒歩
車の場合 : 中国自動車道加西ICを出て西へ10分
北条小学校を目標(北条小学校の西隣)
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 07904-2-0145
参 詣 日 : 平成16年2月22日
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御 詠 歌 : まつならぶ せんしょうざんを わけいれば すえまだとおく たどるさがみじ
第17番
蓬莱山 普光寺
651年法道仙人の開基。
昔、法道仙人がこの山に登った時、千手観音像を見つけました。その時の声に従い千手観音菩薩を祀り、建てたのが普光寺の始まり。
普光寺には数多くの灯篭がありますが、日本一の大きさを誇る春日灯篭が存在します。(高さ約7m、総重量22t)
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住 所 : 兵庫県加西市河内町1449
交 通 : 神姫バス 北条-明楽寺線 河内バス停から北へ約2km
車の場合 : 中国自動車道加西ICを出て、
右折北上、満久交差点を直進し、
突き当りの信号を右折。
途中看板を左折して1.5km奥へ
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 千手観世音菩薩
電 話 : 0790-45-0056
参 詣 日 : 平成17年7月24日
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御 詠 歌 : まんぼうを あつめおきぬる ふこうじの ほうらいさんに あうぞうれしき
第18番
五峰山 光明寺
光明寺は、海抜約260メートルの五峰山の頂上にあり、昔より播磨高野と呼ばれ真言75名刹の一つに数えられています。
寺伝によると、594年インドの行者法道仙人によって開創され仁明天皇の勅願所でもあります。
正平7年(1352)光明寺合戦で、足利尊氏軍の陣屋になったことでもしられています。
秋の紅葉の頃には、多くの参拝者が訪れ、本堂左からは、明石海峡大橋も望むことができます。
一番上の駐車場から本堂までは約500m。急な坂で10分くらいはかかります。
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住 所 : 兵庫県加東郡滝野町光明寺433
交 通 : JR加古川線滝野駅下車5km (タクシー5分)
車の場合 : 中国自動車道滝野社インター下車 10分
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 0795-48-4245
参 詣 日 : 平成17年7月24日
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御 詠 歌 : かがやくや ごほうのやまの こうみょうじ のきのいらかに うつるひのかげ
第19番
和多山 西仙寺
651年法道仙人が宝塔を建立し仏舎利を安置し開基。
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住 所 : 兵庫県西脇市西田町88
交 通 : JR西脇駅から神姫バスで
富田町バス停下車西へ徒歩10分
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車の場合 : 国道175号線野村から
県道野村-中村線を北上
春日大橋を渡り東詰め信号左折、
杉原川に沿って北上
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 0795-48-4245
参 詣 日 : 平成17年7月23日
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御 詠 歌 : しずのおが わだやましばを かりとりて これもほとけへ さいせんじかな
第20番
栢谷山 西林寺
白雉2年(651)孝徳天皇の時代に法道仙人よって開かれた寺と伝わっています。
平安時代中期に恵心僧都が中興し、東向き観音の霊場としていつの世にも信仰を集めてきた古刹。
句碑の寺、花の寺として知られており、仁王門への参道には萩が植えら、春には桜のトンネルになります。
毎年6月の第4日曜日はあじさいまつりが開催され、約100種12万本のあじさいが咲き乱れます。
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住 所 : 兵庫県西脇市坂本454-1
交 通 : JR 加古川線 「日本のへそ公園駅」下車徒歩20分
車の場合 : 国道175号線を北上し大津神社の叢林をさらに北へ、
2つ目の信号を左折し、正面の山裾にあります。
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 四臂十一面観世音菩薩
電 話 : 0795-22-2389
参 詣 日 : 平成17年7月23日
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御 詠 歌 : やまかわに こころをすます さいりんじ のちのよかけて たのむかやだに
第21番
御嶽山 清水寺
標高約600mの山上からの展望は雄大です。
推古天皇35年(627年)に勅願により、
根本中堂を建立したと伝えられており、
これが、清水寺の創始とされています。
西国33箇所の25番霊場でもあります。
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住 所 : 〒673-1402 兵庫県加東郡社町平木1194
交 通 : JR福知山線相野駅下車 清水寺行バス35分
(毎日2便・日祝3便)
車の場合: 舞鶴道 三田西ICから約25分
又 中国道 兵庫東条ICより20分
駐 車 場: 有(乗用車340台,大型バス20台)
入 山 料: 大人300円,小人150円
拝観時間: 8:00〜17:00
納経時間: 8:00〜17:00
宗 派 : 天台宗
本 尊 : 十一面先手観世音
電 話 : 0795-45-0025
参 詣 日: 平成16年7月19日
御 詠 歌:
第22番
白鹿山 掎鹿寺
聖徳太子の創建、応永32年(1425)赤松教康が金堂再興。
掎鹿寺には長径約160センチ、短径約120センチ、厚さ約50センチの不正系5角形の巨大な心礎が残っています。
また境内地には義経が京より須磨一の谷へ向かったという義経道が昔のままの姿で残っているとのことです。
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住 所 : 兵庫県加東郡東条町掎鹿谷681
交 通 : 神姫バス停 天神本町より8分
車の場合 : 中国自動車道 滝野社インターから北東へ
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 0795-47-0006
参 詣 日 : 平成17年1月29日
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御 詠 歌 : もみじせし はくろくさんの くもはれて それとあらわに みゆるはしかじ
第23番
鉾礼山 正法寺
649年法道仙人が開基。
平成元年に開創1340年・近代復興100年記念として、心のふるさと曼荼羅の丘 落慶。
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住 所 : 兵庫県三木市別所町正法寺157
交 通 : JR土山駅、山陽電鉄 東二見駅から神姫バスで美濃川下車、徒歩約1.2km
車の場合 : 国道175号線 バイパス木村交差点から西へ3.2km
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 0794-82-5253
参 詣 日 : 平成17年7月16日
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御 詠 歌 : しょちょうまで ほとけのまえへ むれいざん これぞまさしき のりのてらかな
第24番
野寺山 高薗寺
650〜654年に法道仙人の開基。
千手観音菩薩を彫刻安置し高薗山 高薗寺と称しました。
1300年から1500年頃に山号を野寺山と改められました。
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住 所 : 兵庫県加古郡稲美町野寺851
交 通 : JR加古川駅から神姫バス西神中央駅行きの高薗寺下車、徒歩5分。
車の場合 : 国道2号線土山より三木方面へ約6km
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面千手千眼観世音菩薩
電 話 : 0794-95-0027
参 詣 日 : 平成17年7月16日
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御 詠 歌 : いつもただ ふくまつかぜの こうおんじ たかおのやまや しぐれふるらん
第25番
高和山 性海寺
天平二年(730年)行基菩薩の開基
奈良東大寺に性海寺版の法華経が現存しており、1100年頃は、全国から修学の僧徒が集まり播州一の名刹で、最盛期には堂宇寺坊が73もあったといわれています。
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住 所 : 兵庫県神戸市西区押部谷高和1318
交 通 : 神戸市営地下鉄西神中央駅から
市バス性海寺で下車
車の場合 : 道路公団第二神明道路玉津IC
から国道175号を北へ、
県道神戸加古川姫路線を
東へ約4km
駐 車 場 : 有 (駐車 境内前で可)
拝 観 料 : 不要
納経時間 : 随時 朱印は福智院でなされています。
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 如意輪観世音菩薩
電 話 : 078-994-0066
参 詣 日 : 平成17年7月23日
御 詠 歌 : ふねつなぐ いそべにちかき しょうかいじ たかわのやまに なみやこゆらん
第26番
近江山 近江寺
646年、法道仙人が開基した真言宗の寺で、明石八山寺の一つ。
645年琵琶湖の水面に光を放つ一本の桜の霊木が浮かんでおり、法道仙人はこの木で、千手観音を刻み、寺を建てたので、この寺は近江寺とよばれるようになったとのこと。
1579年、秀吉の三木城攻めで焼失し、現在の本堂は1662年に再建。
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住 所 : 神戸市西区押部谷近江147
交 通 : JR明石駅、市営地下鉄西神中央駅、
神戸電鉄押部谷駅からバス
上細田バス停下車、東へ30分
車の場合 : 神戸方面からは
県道三木線押部谷駅西から明石街道へ
上細田より左に折れ、近江寺道
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面千手観世音菩薩
電 話 : 078-994-0007
参 詣 日 : 平成17年7月23日
・
御 詠 歌 : おうみやま うえよりみれば うらなみの よせてやかえる ちかきえのてら
第27番
補陀山 観音寺
文永4年(1267年)行基菩薩が創建。
南海山 法船寺といわれたが、文禄2年宇多天皇より25代目横河重陳が寺名補陀山 観音寺と改め再興。
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住 所 : 兵庫県明石市二見町東二見1643
交 通 : 山陽電鉄 東二見駅下車 商店街を南へ700m。徒歩7分。
車の場合 : 山陽電鉄東二見駅の東。
二見農協南の信号を南下して浜道西一つ目すぐ北へ200m上がる。
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 臨済宗
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 078-942-1480
参 詣 日 : 平成17年2月6日
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御 詠 歌 : ふださんや うみべにみゆる かんのんじ わたすおぶねも のりのみちかな
第28番
生竹山 観音寺
延喜16年、醍醐天皇の勅願により、九州肥後阿蘇神社 神主友成は浜辺につき立てた竹の枝が根付き、竹山ができました。
それを生竹山と名付け、一宇を建立して安置したのが始まり
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住 所 : 兵庫県加古川市尾上町池田399
交 通 : 山陽電鉄はまのみや駅から南西に約800m
車の場合 : 国道250号線安田交差点から南に
二つ目の信号を左
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 曹洞宗
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 0794-22-4906
参 詣 日 : 平成17年2月6日
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御 詠 歌 : いくちよを かけてうえにし いけだやま たもとにかかる ささのはのつゆ
第29番
道林山 横蔵寺
十一面千手千眼観音は、鎌倉時代の仏師、運慶・湛慶父子の合作と言われています。
像の半身を互いに持ち、まだ見ぬ父と息子が一目会いたいと旅に出た運慶と湛慶。偶然出会えて、互いの半身像を合わせたところ、見事に一体の千手観音になったと伝えられています。
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住 所 : 兵庫県加古川市平岡町新在家900
交 通 : JR神戸線「東加古川駅」
神姫バス「東加古川病院前」
車の場合 : 国道2号線新在家を北上、JR大橋を渡って下り左側
加古川バイパスの加古川東インター北上200m
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 曹洞宗
本 尊 : 十一面千手千眼観世音菩薩
電 話 : 0794-24-0345
参 詣 日 : 平成17年7月16日
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御 詠 歌 : おうぞうじ ゆきのまつばら みわたせば つるのはやしの ここちこそすれ
第30番
興禅山 圓通寺
1207年慈眼堂と称し、曽根町東北部に村中の僧と俗が協力し、三十三像を造り、観音信仰の一大梵刹でしたが、中古
荒廃し、本尊十一面観音を残すのみでした。
しかし延徳元年(1489年)通峰和尚が村中の協力を得て現在地に移し観音霊場 圓通寺を開基。
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住 所 : 兵庫県高砂市曽根町2034
交 通 : JR曽根駅から東へ200m
JR陸橋を渡り姫路バイパス・新幹線
の下をくぐり、曽根北口三叉路の
看板矢印方向に150m。
車の場合 : 姫路バイパス高砂西を降りて右折500m
看板あり
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 臨済宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 0794-47-1215
参 詣 日 : 平成17年7月31日
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御 詠 歌 : なもたかき まつのこのまを ながむれば つきもすずしき えんつうじかな
第31番
大梅山 清勝寺
1395年菅原道真が開基。
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住 所 : 兵庫県姫路市大塩町1089
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交 通 : 山陽電鉄 大塩駅より徒歩15分
車の場合 : 国道250号共石GSを北上1.5km
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 臨済宗
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 0792-54-0133
参 詣 日 : 平成17年7月31日
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御 詠 歌 : はるかぜに たいばいさんの はなさきて おうのねをきく せいしょうじかな
第32番
牛堂山 国分寺
聖徳太子の伽藍建立、天平13年(741年)聖武天皇は疫病災害から守って平和な国造りを念願され、国家鎮護に牛堂山を以って播磨国の国分寺と定められました。
中世の兵乱に炎上してその後次第に衰徴しましたが、寛永16年姫路城主松平忠明により再建されたのが現在の国分寺です。
四国八十八所の石佛が屋根を付けて並ぶ様が圧巻。
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住 所 : 兵庫県姫路市御国野町国分寺121
交 通 : JR姫路駅から山陽本線の各駅停車で
御着駅で降りて線路沿いに徒歩10分
車の場合 : 国道2号御着すぎ姫路へ1〜2分 すぐ南
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 真言宗
本 尊 : 十一面観世音菩薩
電 話 : 0792-53-0669
参 詣 日 : 平成17年8月6日
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御 詠 歌 : ひろきのの はなのくるまを ひきつれて うしどうさんに まいりこそすれ
第33番
法華山 一乗寺
国宝の三重塔や、江戸時代に再建され、国の
重要文化財に指定されている本堂などの建築物
だけでなく、仏像など仏教美術の宝庫としても
知られている寺です。
法道仙人は孝徳天皇の病気治癒祈願を行いましたが、
治癒の功績が認められ、勅願により
白雉元年(650年)に創建したと伝えられています。
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住 所 : 〒675-2222 兵庫県加西市坂本町821-17
交 通 : 姫路駅から神姫バス社(やしろ)行きにて「一乗寺」で下車
JR宝殿駅からタクシー15分,加古川駅からタクシー25分
車の場合: 山陽自動車道加古川北ICより5km8分
駐 車 場: 有(80台)、乗用車200円
拝 観 料: 300円 宝物館入館料は別途400円
拝観時間: 8:00〜17:00
納経時間: 8:00〜17:00
宗 派 : 天台宗山門派
本 尊 : 聖観世音菩薩
電 話 : 0790-48-2006(本坊)・4000(納経所)
参 詣 日: 平成16年7月18日
御 詠 歌:まいれただ ここぞみのりの はなのやま ほとけになると いちじょうじかな
客番(南室禅師入寂地)
天徳山 常光寺
1665年南室大和尚が開基。
南室和尚は、西国三十三カ所霊場を定め、ご詠歌を作り、播磨西国と名付けられました。
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住 所 : 兵庫県加古川市神野町
交 通 : JR加古川駅から神姫バス
東神野農協前下車、
東へ徒歩約3分
車の場合 : 加古川バイパス、東加古川IC
から北へ約3km
駐 車 場 : 有
拝 観 料 : 不要
宗 派 : 臨済宗
本 尊 : 十一面観音菩薩
電 話 : 0794-38-8022
参 詣 日 : 平成17年7月30日
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御 詠 歌 :ありがたや てんとくさんの いただきに まつのまにまに みゆるかんのん
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